免疫電気泳動法
目次
免疫電気泳動法
原理
試薬
ゲルプレート作製のための試薬および器具
免疫電気泳動に必要な機器および器具
ゲルプレートの作製 -組み立て-
ゲルプレートの作製 -ゲルの流し込み-
試料の塗布
電気泳動
抗血清注入・抗原抗体反応
脱蛋白・脱塩操作
判読
チャート
判読例 -IgG-λ型多発性骨髄腫-
原理
(1)寒天ゲル平板の塗布孔に抗原試料(血清)を入れ電気泳動を行う。それにより抗原(蛋白)成分が適度に分離される(支持体電気泳動)。
(2)次に泳動方向に切った溝の中に抗血清を流し込み、乾燥しないように湿潤箱に静置する。抗原および抗体が支持体内に拡散し,両者が出会ったところで抗原抗体反応が起こる。その結果,各蛋白成分の位置に対応して弧状の沈降線が現れる(二重免疫拡散法:オクタロニー法)。