原理

(1)
電気泳動により、血清中に存在する種々の蛋白成分を分離する (本法の場合、抗体過剰にして沈降物を形成させるため、目的蛋白の濃度に応じて血清を希釈する)。

抗原抗体反応による目的蛋白の同定
(2)
抗血清を染み込ませたセルロースアセテート膜(ろ紙でもよい)をゲル面に重ね、抗原抗体反応を利用し沈降線を形成させる。 いずれの抗血清で目的のバンドが検出されているか否かを確認し、蛋白の同定を行う。