議会と政府との関係 | |
概要 |
議会と政府との関係については、国民が議会と政府とを直接に選出し、政府と議会とが厳格に分立している首長制(大統領制)と、国民が議会を選挙で選出し、その議会によって政府を選出させ、議会と政府とを一応分離したうえで、政府に対して議会による民主的統制を及ぼす議院内閣制とがある。 議院内閣制の本質を挙げるとき、(1)議会と政府とが一応分離していること、(2)政府が議会に対して連帯責任を負うこと、(3)政府が議会の解散権をもつこと、という3つが考えられるが、そのうち(1)と(2)を本質であるという見解と、それに加えて特に(3)も本質であるという見解とが対立している。 |
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対象/前提 | 初めて日本国憲法の解釈論を学ぶ全学部の1年生を対象にします。入門的な講義ですので、受講にあたっての前提要件はありません。日本国憲法の解釈論についての専門的な講義ではありません。 |
キーワード | 日本国憲法,議院内閣制,内閣,内閣総理大臣,議会,大統領制,首長制,大統領,首長 |
作成者 | 信州大学 全学教育機構 柳瀬昇 |
協力者 | |
親教材 | 内閣と行政権 |
更新日 | 2009年1月7日 |
注意事項 | |
本教材は、平成18年度『現代的教育ニーズ取組支援プログラム』「教育の質保証プロジェクト」の支援により開発されたものです。 |
学習の留意点 |
初めて日本国憲法の解釈論を学ぶ全学部の1年生を対象とする入門的な講義です。日本国憲法の解釈論についての専門的な講義ではありません。日本国憲法の解釈論の基礎を約30時間程度で学ぶためのコースですので、解釈論上の重要論点について深く立ち入ることはできません。 日本国憲法その他法令を引用することが多いので、できるだけ新しい六法(法令集)を手もとに置き、必要に応じて、参照してください。 |
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教材群 |