身体的自由権(総論)

概要  専制主義国家においては、不法な逮捕・監禁・拷問及び恣意的な刑罰権の行使によって、しばしば身体の自由が侵害されるが、身体の自由の保障がなければ、そもそも他の人権を保障しても実益がない。そこで、日本国憲法は、18条で奴隷的拘束からの自由を保障し、31条以下に詳細な身体の自由を保障する規定を置いている。
対象/前提  初めて日本国憲法の解釈論を学ぶ全学部の1年生を対象にします。入門的な講義ですので、受講にあたっての前提要件はありません。日本国憲法の解釈論についての専門的な講義ではありません。
キーワード 日本国憲法,身体的自由権,人身の自由
作成者 信州大学 全学教育機構 柳瀬昇
協力者
親教材身体の自由
更新日2009年1月7日
注意事項
本教材は、平成18年度『現代的教育ニーズ取組支援プログラム』「教育の質保証プロジェクト」の支援により開発されたものです。
学習の留意点  初めて日本国憲法の解釈論を学ぶ全学部の1年生を対象とする入門的な講義です。日本国憲法の解釈論についての専門的な講義ではありません。日本国憲法の解釈論の基礎を約30時間程度で学ぶためのコースですので、解釈論上の重要論点について深く立ち入ることはできません。
 日本国憲法その他法令を引用することが多いので、できるだけ新しい六法(法令集)を手もとに置き、必要に応じて、参照してください。
教材群
  1. main身体的自由権(総論)
  2. test理解度確認小テスト