自己決定権

概要  自己決定権とは、個人の人格的生存に関する重要な私的事項を公権力の介入・干渉なしに各自が自律的に決定できる権利である。
 自己決定権の内容としては、(1)自己の生命や身体の処分に関する事柄、(2)家族の形成・維持に関する事柄、(3)リプロダクションに関する事柄、(4)ライフスタイルに関する事柄などが挙げられる。
対象/前提  初めて日本国憲法の解釈論を学ぶ全学部の1年生を対象にします。入門的な講義ですので、受講にあたっての前提要件はありません。日本国憲法の解釈論についての専門的な講義ではありません。
キーワード 日本国憲法,幸福追求権,新しい人権,自己決定権,人格的自律権
作成者 信州大学 全学教育機構 柳瀬昇
協力者
親教材幸福追求権
更新日2009年1月7日
注意事項
本教材は、平成18年度『現代的教育ニーズ取組支援プログラム』「教育の質保証プロジェクト」の支援により開発されたものです。
学習の留意点  初めて日本国憲法の解釈論を学ぶ全学部の1年生を対象とする入門的な講義です。日本国憲法の解釈論についての専門的な講義ではありません。日本国憲法の解釈論の基礎を約30時間程度で学ぶためのコースですので、解釈論上の重要論点について深く立ち入ることはできません。
 日本国憲法その他法令を引用することが多いので、できるだけ新しい六法(法令集)を手もとに置き、必要に応じて、参照してください。
教材群
  1. main自己決定権
  2. test理解度確認小テスト