外国人児童生徒教育

概要  社会の多文化化にともない,学校での国際理解教育はますます必要になっている。また,「総合的な学習」の導入と共に異なる文化の理解,異文化背景を持つ人々との交流のあり方,地球的な問題の学習など,国際理解教育の内容を取り入れようとする学校や教員が多くなっている。しかしながら現実には国際理解教育について専門的な知識のある教員は少ない。外国語学習と国際理解教育が混同されている現状もある。そこで本授業を通して国際理解教育の全体像について理解し,専門的な知識をもとに指導できるようになることをめざす。
 (2)学生が達成すべき目標 教員にとって必要な国際理解教育に関する基本的事項を理解すること。具体的には(1)国際理解教育が必要とされてきた背景や現状について知ること。(2)国際理解教育の理念や目的とされることを理解すること。(3)国際理解教育の諸学習領域・分野について,其々の主旨や教育内容などを理解し,相互の特殊性と共通点がわかるようになること。教育実践事例についてその目的,効果,潜在的問題点などを考察できるようになること。
対象/前提 大学2-4年生
キーワード 国際理解教育,異文化間コミュニケーション教育,グローバル教育,平和教育,人権教育,開発教育,多文化教育,外国人児童生徒教育,帰国児童生徒教育
作成者 信州大学 教育学部 小池 浩子
協力者
親教材国際理解教育概論
更新日2008年12月1日
注意事項 本教材全体の表紙は、下記urlにてご覧いただけます。
http://cert.shinshu-u.ac.jp/gp/el/e08b1/class0.html
本教材は、平成18年度『現代的教育ニーズ取組支援プログラム』「教育の質保証プロジェクト」の支援により開発されたものです。
学習の留意点
教材群
  1. main外国人児童生徒教育
  2. fileクイズ(外国人児童生徒教育)