教育実習事前・事後指導
概要
教育実習の事前と事後に行う教育実習に関する指導を通して、教育実習の目的の達成をより確かなものにする。
教育実習の事前における指導は、学部における教育と教育実習との間の距離を可能な限りうめ、学生諸君が教育実習にできるだけ抵抗感なく臨めるようにするとともに、教育実習に際して求められる必要不可欠な基礎的・基本的な事柄を確実に身につけることを主たるねらいとする。
教育実習の事後における指導は、学生諸君が教育実習を通して学んだものを、教育実習前の自己の教育観、学校観、子ども観等と対比しつつ整理することによって、今後の学校教育や教師の課題を認識し、その後の学部における教育、研究に十分役立つようにすることを主たるねらいとする。
こうした教育実習の事前・事後指導の実施により、教育実習の成果をより実り豊かなものにするとともに、教育実習を学部教育の中により明確に位置づけることができる。
対象/前提
基礎教育実習受講予定の3年次生
キーワード
教育実習,事前指導,事後指導,,教育実習生,授業参観記録,教師,授業観察,指導計画立案,授業参観記録,指導,評価,教授方略,学習環境,Webポートフォリオ,プロセスレコード,リフレクション,免許更新制
作成者
信州大学 教育学部 谷塚光典
協力者
親教材
更新日
2008年12月1日
注意事項
本教材全体の表紙は、下記urlにてご覧いただけます。
http://cert.shinshu-u.ac.jp/gp/el/e07k1/index.html
本教材は、平成18年度『現代的教育ニーズ取組支援プログラム』「教育の質保証プロジェクト」の支援により開発されたものです。
学習の留意点
(注:内容には、授業に関するものも含まれておりますが、本教材は「独習教材」としてご利用下さい。)
参考ホームページ:
・教育実習事前・事後指導ホームページ:http://cert.shinshu-u.ac.jp/pt/plan/index-j.html
参考文献:
・『学習指導要領解説』(文部省,1999)(実習校種・教科に対応したもの)
・附属学校園発行の『研究紀要』各号
教材群
教育実習事前・事後指導-シラバス
教育実習の意義の理解と自己の課題の明確化
教育実習生の生活と役割
授業参観記録の取り方
反省的実践家としての教師(1)
授業観察入門
指導計画立案における目標分析
授業研究の意義と授業参観記録のとり方
反省的実践家としての教師(2)
指導と評価の一体化
教授方略の選択と学習環境の構成
反省的実践家としての教師(3)
事後指導(1) 教育実習Webポートフォリオの作成と提出方法
事後指導(2) プロセスレコードを用いたリフレクション
事後指導(3) 教育実習Webポートフォリオの相互評価と免許更新制
事後指導(4) 教師として成長を続けるために