・医療機器の電源部からはわずかな電流が漏れている(漏れ電流)。この漏れ電流が人体に流れ込むと、電撃ショックを受けるため危険である。医療用電気機器の安全性の確認と感電防止のための設置条件を確認することが必要である。
- 感電防止
- 漏れ電流の接地による放散
- 多数機器使用では室内機器の一点接地(等電位接地)を施し、機器間の電位を(EPRシステム;equipotential patient reference system)にする
- 等電位は電位差ゼロ、その程度は10mV以下
- 接地条件
- 鉄骨、鉄筋コンクリート造りの建物には、銅鋼棒を用いる
- (1)以外は600Vのビニール絶縁線を用いる
- 接地抵抗は基本的に10オーム以下
- 非常電源の接地
- 電源停止時、40秒以内に自家発電設備で対応
- 特に、手術室、ICU, CCU、など
|