量を測定する際に、比較の基準として用いる一定の大きさの量が『単位』である。単位は約束によって決めることができるが、測定結果は用いた単位の普遍性のおよぶ範囲に限られる。国際度量衡委員会が 1960 年に「すべての国が採用しうる一つの実用的な単位制度」として決定したのが『国際単位系』と呼ばれるもので、SI(Le Systeme International d’Unite’s;International System of Units)と略称される。 国際単位系は、7個の基本単位、2個の補助単位、およびそれから組立られる組立単位(以上をSI単位と呼ぶ)ならびにそれらの10の整数乗倍からなる。 | ||||||||||||||
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