よっていずれの場合も となる。 は体なので 、すなわち となる。よって は単 射である。 なので から への単射 は全単射である。
(一般に有限体 の乗法群 は素数位数でなくても巡回群になる。)
( が多項式 の根であることと となる多項式 が存在することは同値である。これを因数定理という。)
単項式の積 に つ い て 示 す。 であり、また なので、この場合 には は成り立つ。
一般の場合を考える。 , とする。
と仮定する。因数定理より と書ける。 より である。よって因数定理より と書くことができ、 は の重根である。
, を 次以下の多項式とし、 から への写像として等しいと仮定する。このとき も 次以下の多項式であって、 の任意の元が の根になる。 ならば、問 4 によっ てその根の数は高々 個であり、これは矛盾である。よって 、すなわち となる。
(多項式 は のすべての元を根にもち、写像としては と等しくなる。)
( の根は である。)
(同様にして、一般に ( ) も体であることが分かる。)
とする。多項式の割り算を考えれば
問11 より は整域なので は単項イデアル整域である。