寒冷療法の注意事項

  1. 過冷却による凍傷に注意する.
    →家庭用冷凍庫で霜のついた氷は氷点下になっているため,できるだけ製氷器で作った0℃の氷を用いる

  2. 寒冷刺激に対して過敏な人がいるので,あらかじめ感受性テストを行い確認する.

  3. 寒冷刺激直後は,結合組織の弾性の低下をきたすので,高負荷の筋力増強運動や伸張運動は避ける.

  4. 急性炎症の場合には,反応性充血を考慮して,断続的な寒冷刺激を継続する.