水道水50ml(g)のなかのCaイオンを0.01 moleのEDTA溶液で滴定したところ、10mlを要した。 水道水50ml中のCaイオン量は何 mgか。 またこの濃度は、何ppmに相当するか。ただし、Caの原子量を40.08とする。
紅れん石0.05gをHF-H2SO4で分解乾固させ、 それを6NのHCl 20mlで溶解し、純水を加え、全体で200mlの溶液を作成した。 この溶液に含まれるMnを原子吸光光度計で定量したところ、Mnイオンとして25ppmであった。 紅れん石のMnは3価であることが判明している。 この紅れん石中のMn2O3濃度は、何wt%か求めよ(小数2位まで)。 ただし、Mnの原子量は54.94、Oの原子量は16.00である。
以下の反応において、下線のついた原子の酸化数を書き、 どれが酸化され、どれが還元されたかを指摘せよ。
2KMnO4 + 8H2SO4 +5Na2C2O4→ K2SO4 + 2MnSO4 + 5Na2SO4 + 8H2O + 10CO2
次の化合物の名称を記せ。
次の目的には、いかなる分析法によるべきか。
河川水中の微量アンモニウムイオンの定量
火山ガスに含まれるガス種の決定
輝石に含まれる鉄が二価であるか三価であるかの決定
OH基を持つ鉱物の、H2O量のだいたいのみつもり(定量)
SiO2組成をもつ鉱物の、鉱物種の決定