第一鉄の分析

酸化還元滴定によるモール塩中の第一鉄の分析

第一鉄(Fe2+ )の定量

硫酸鉄(II)アンモニウム6水塩  (NH4)2SO4・FeSO4・6H2O(モール塩)
FW (分子量): 392.18 、 Fe 原子量 : 55.84

硫酸鉄(II)アンモニウム6水塩に含まれる鉄(II)の重量パーセント(    ) (A)

<実験方法>

硫酸鉄(II)アンモニウム6水塩 0.2gを薬包紙上に秤量し、300mlビーカーにいれる。 それにH2O 100ml、1:1H2SO4 10ml を加え、 0.02M (0.1N) KMnO4溶液で滴定する。

全反応式は

10FeSO4+8H2O + 2KMnO4 = K2SO4 + 2MnSO4+5Fe2(SO4)3 + 8H2O
Fe2+は次の式に従って酸化される。
Fe2-e → Fe3
Mn(VII)イオンは次のように還元される。
Mn7+O4+8H+5e → Mn2+4H2O

滴定に要したKMnO4量:  V(ml) とする

KMnO4 のモル濃度: N(M)  とする

硫酸鉄(II)アンモニウム中のFe2の酸化に要したKMnO4のモル数:
 N ×(V / 1000) =(    )mol

MnO4が受け取った電子の数: (    )× 6.02 × 1023 ×5 = (    )個

硫酸鉄(II)アンモニウムが放出した電子の数:(    )個

硫酸鉄(II)アンモニウムのモル数: (    )mol

鉄(II)イオンのモル数:  (    )mol

鉄(II)のグラム数:(    )g

硫酸鉄(II)アンモニウム6水塩の中の鉄(II)の重量パーセント:(    )%  (B)

課題

(A)、(B)の結果を求めよ。