重量分析(重量法による硫酸根の分析) 確認テスト

1.

溶解度積とはどのような概念か、具体例をもとにして説明せよ。
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解答

陽イオンMと陰イオンXが、溶液内でMXという組成の沈殿と共存しているとき、 MとXのモル濃度をそれぞれ[M]、[X]としてあらわすと、溶解度積Kspは、

Ksp =[M]×[X]

として定義される溶解度積Kspは、MXという物質に固有の、一定値をとる。 溶液中の[M]×[X] 値が、Kspより小さくなると、沈殿MXは溶解する。 [M]×[X] 値がKspより大きくなると、沈殿の生成がさらにすすみ、溶液中のMとXの濃度を下げる。

2.

硫酸バリウムを純水に溶かして、硫酸バリウム飽和溶液を作成した。 この飽和溶液のBa2+ と SO42-のモル濃度(mol/l)を求めよ。 ただし、硫酸バリウムの溶解度積は、KSP = 1.0 × 10-10である。
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解答

硫酸バリウムBaSO4を純水に溶かしたのだから、 Ba2+ と SO42-の濃度は等しい。 したがって、[Ba2+] × [SO42-]=1.0×10-10、 [Ba2+]= [SO42-]

[Ba2+]= [SO42-]= 1.0×10-5 mol/l