地球化学実験
概要
地質試料(おもに鉱物・岩石)の化学分析法を、実験・実習を通して理解させる。あわせて、地質科学分野で必要とされる化学の基礎を解説する。
対象/前提
地質科学を学ぶ者、大学の理学部3年次生レベル
キーワード
基礎分析化学実験,地質試料,化学データ取得
作成者
信州大学 理学部 地質科学科 森清 寿郎
協力者
親教材
更新日
2008年8月26日
注意事項
本教材は、平成18年度『現代的教育ニーズ取組支援プログラム』「教育の質保証プロジェクト」の支援により開発されたものです。
学習の留意点
化学分析の方法は、ピペットの使い方のように、実験を実際におこなうなかではじめて学生諸君に伝えることができるものである。本教材をつかって理論を理解することは大事だが、もっと大事なのは、実習に参加し、自分で分析の操作をおこなうことである。
教材群
0.「地球化学実験」の学習について
1.溶液の濃度とその表し方
2.容量分析(キレート滴定によるCaの定量)
3.重量分析(重量法による硫酸根の分析)
4.重量分析(続き)(重量法による硫酸根の分析)
5.比色分析(チタン石中のTiの吸光光度分析)
6.原子吸光分析
7.試料の採取と調整、試料の分解
8.状態分析、酸化還元滴定
9.第一鉄の分析
10.誤差と測定値の表示
11.危険の防止
12.真空装置の取り扱い方、SEM
13.X線の発生、EPMA
14.質量分析
15.試験問題