は行列の和と積に関して環である。
の部分集合
の部分環であることを示せ。また,
は整域かどうか調べよ。
のイデアル (2),(6) および
のイデアル
について答えよ。
を含むイデアルはどれか。
と
は整域でないことを示せ。
の積閉集合
とする。
の素イデアル
とする。
このとき,
を示せ。
の元
と
の最大公約数,最小公倍数を求めよ。
に対し,
のイデアル
の根基
を求めよ。
ならば,
は
の部分環である。
であるが,
は整域ではない。
に対しては素数を,
に対しては既約な多項式を見つければよいのだか
ら,極大イデアルは
である。
であるから,
である。
であるから,
である。
であり,
であるが,
より,
は整域ではない。
また,
で,
であるが,
より,
は整域ではない。
を環
を
のイデアルとすると,
が整域
は素イデアル
は単項イデアル整域であるから,素イデアル
極大イデアルなので(1) の結果から,
はいずれも整域ではない。
は奇数全体の集合,すなわち
であるから,
である。よって
であるから,
である。
それぞれを素元分解すると,
であるから,最大公約数は
,最小公倍数は
である。
任意の
に対し,
であるから,
である。また,任意の
に対し,ある
が存在して,
となるが,このとき
であり
が素数であることから,
である。したがって,
であり,
である。以上から,