関数名 内容と一般型 詳細
abs 値の絶対値を返す
abs [値]
値を引数に取り、その絶対値を返す
sin サイン(正弦)を返す
sin [値]
[値]サイン(正弦)を返す
cos 値のコサイン(余弦)を返す
cos [値]
[値]のコサインを返す
sqrt 平方根を返す
sqrt [値]
[値]の平方根を返す
exp eのべき乗
exp [値]
e(自然対数)のべき乗を返す
int 整数部分を返す
int [数値]
数値の整数部を返す。すなわち、小数部を切り捨てる
log 対数を返す
log [値]
引数として与えられた値「e」を底とする対数を返す
srand 乱数初期化
srand [乱数値]
乱数の種を設定する。
Perl5.004以降では現在時刻とプロセスIDを基に種を設定する
rand 乱数発生
rand [数値]
小数の形で乱数を発生させる。
引数を指定すれば、0から指定した数値までの間で乱数を発生させられる
time 時刻取得
time
現時刻を取得する。UTC:協定世界時間、1970年1月1日0時0分0秒から
現時刻までの秒数を取得する。
localtime ローカル時間を返す
localtime [time]
time関数で得た値をローカル時間に変換し値を返す
split 文字列分割
split (/[区切り文字]/, 分割する文字列)
「分割する文字列」の中身を、「区切り文字」にしたがって分割し、
「分割後のリスト」に代入する。
chomp 改行コード消去
chonp [文字列リスト]
文字列末尾の改行コード(CR/LF や \n)を除去する
reverse 配列反転
reverse 配列
配列や文字列を反転することができる。
cool -> looc
配列[0]:a [1]:b [2]:c -> [0]:c [1]:b [2]:a
open ファイルを開く
open ファイルハンドル [, ファイル名]
ファイルを開く。ファイル名の前にモードを指定できる
通常:そのまま 読込:>ファイル名 追記:>>ファイル名
close ファイルを閉じる
close ファイルハンドル
ファイルを閉じる。
ファイルハンドルには、openで指定したものを書く
flock ファイルをロックする
flock ファイルハンドル, 操作モード
ファイルが開かれている時に、更にファイルを読み書きするのを防ぐため、ファイルをロックする
操作モードは以下の通り
1:書込の禁止 2:読み書き禁止 4:ロックされていたら返す 8:ロック解除
foreach 繰り返し処理を行う
foreach 変数(配列){}
配列の要素ぶんだけ{}内の処理を繰り返し行う
ループで使われる変数は、foreach内に限るローカル変数として扱われる
while 繰り返し処理を行う
while(条件式){}
条件式が真である間、{}内の処理を繰り返し行う
While(1)などとすると無限ループとなる
last ループを抜けさせる
last;
last; と書くことによってループを抜け出すことができる
「ある条件」になったらループを抜ける、などと設定すればよい
if 分岐処理
if(条件){}
[条件]が真であれば、{}内処理を行う
if-elsif-else 分岐処理
if(条件1){a}
elsif(条件2){b}
elsif(条件3){c}
・・・
else{n}
3つ以上分岐させたい場合に用いる
条件1が真ならばaを実行、偽ならば条件2を判断し、
真ならばbを実行、偽ならば条件3を判断し・・・以下繰り返す
全ての条件が偽だった場合に、nを実行することになる
2分岐させたい場合はelsif文を抜けば良い
print 文字列出力
print ハンドル名 "文字列"
ハンドル名なし:文字列を「画面に」出力する
ハンドル名あり:ハンドルに従い、「それ」に出力する
ファイルを書き込みモードでopenした上で、それに出力することなどが可能
require ファイルを読み込む
require [モジュール/ファイル名]
モジュールやファイルを読み込む
cgi-lib.plなどのライブラリの読み込みに使うことが多い