新しいファイルの上部への追加1
前回のプリントに従うと、フォームに入力されたデータをファイルへ保存することができる。
しかし、ファイルへ追加書き込みを行うと、新しいデータがファイルの下の方へ保存され、表示を行うとき、 古いものほど上へ表示され、新しいものが下へ表示される。

  掲示板などの場合、新しい書き込みを上へ表示した方が見る人にわかりやすい。
新しいデータをファイルの上部に直接追加書き込みを行うことはできないので、 今までのデータが保存されているファイル(古いファイル)とは別のファイル(新しいファイル)に新しいデータを保存し、 その後ろに古いファイルから読込んだデータを追加書き込みしていく。
次回書き込みを行うときには今作成した新しいファイルを古いファイルとして開かなければならないので、 新しいファイルの名前を古いファイルの名前に変更しておく。

上の方法を順に説明していく。

前回のプリントと同様にフォームに名前が入力され、それをファイルへ保存するHTML、CGIを考える。
名前入力のHTML(file.html)、ファイルに保存された名前を表示するCGI(print-name.cgi)はそのまま用いて、 名前をファイルに保存するCGI(file.cgi)を変更する。

@Perlで書かれたCGIであることの宣言や、データの分割、漢字コードの変換の変更点はない。

#!/usr/local/bin/perl
require 'cgi-lib.pl';
require 'jcode.pl';
&ReadParse();
$last=$in{"name"};
$first=$in{"first"};
&jcode'convert(*last,"sjis");
&jcode'convert(*first,"sjis");