ファイルへのデータ保存1

今まではHTMLのフォームから渡されたデータを処理して、HTMLとしてインターネットエクスプローラーなどのブラウザに結果を表示することしか行っていない。
これだとブラウザを閉じたときにフォームに入力した内容は消えてしまう。
アンケートや掲示板を作るときに、入力された内容をファイルに保存したり、今まで入力された内容をファイルから読み込んだりというファイルの操作が必要となってくる。

ファイルへのデータの保存

データをファイルに保存するには、

@HTMLのフォームからデータを受け取り、分割、漢字コードの変換をする。(cgi-lib.plやjcode.plを用いる。)
Aデータを保存するファイルを書き込める状態にする。
B今までprint文で表示してブラウザに直接送り返していたものを、ファイルに書き込む。

という流れになる。

具体的な例で見ていく
。 まず、HTMLでは簡単に姓と名を入力するための1行入力欄を2つと、送信ボタンをつくる。
HTMLは、次のようになる。
このHTMLにfile.htmlという名前を付けておく。

これをブラウザで表示すると、


上のようになる。
入力された姓、名をACTION=で指定したfile.cgiに渡し、分割、漢字コードの変換など、以前学んだ方法で行い、 苗字を$last、名を$firstという変数に保存する。(@の部分)
ここまでのCGIプログラムは、