民法3

概要 契約法領域は不法行為法領域と並ぶ重要な領域である。第1に、多量の判例を読み、判例相互の異同点を認識しながら、判例の分析力批判力をつけることを努力目標とするとともに、判例法理への通暁、判例法理と学説理論との関係や論点にかかる対立する諸学説の理解を可能とすることをめざす。第2に、各種契約類型の知識を正確に修得し、契約法にかかる契約内容の解釈方法を身につけることをめざす。
対象/前提 法曹系大学院レベル、または同等の知識を有している者/民法1,2,5を理解していること
キーワード 民法3,民法改正,民法典,強行法規と任意法規,契約,意思主義,自然債務,心裡留保,意思主義,合意の存否,種類債権と特定,制限種類債権,債権,契約締結上の過失,情報提供義務,原始的不能,同時履行の抗弁権,危険負担,事情変更の原則,解除,弁済,受領遅滞,供託,債務消滅原因,代物弁済,債権譲渡
作成者信州大学大学院 法曹法務研究科 瀬々敦子
親教材
更新日2008年12月24日
注意事項
本教材は、平成18年度『現代的教育ニーズ取組支援プログラム』「教育の質保証プロジェクト」の支援により開発されたものです。
学習の留意点 教科書
・「民法Ⅱ債権総論・担保物権」 内田貴 (東大出版会)
・「民法判例百選Ⅱ(第5版)」 星野英一ほか編 (有斐閣)
・「民法判例集債権各論」 瀬川信久・内田貴 (有斐閣)
参考書
・「債権総論(第2版)」 平井宜雄 (弘文堂)
・「債権法講義(第3版)」 鈴木禄弥 (創文社)
・「債権各論講義(第6版)」 広中俊雄 (有斐閣)
・「民法講義・新訂債権総論」 我妻栄 (岩波書店)
・「民法講義・債権各論上巻」 我妻栄 (岩波書店)
・「民法講座4 債権総論」 星野英一編集代表 (有斐閣)
・「民法講座5 契約」 星野英一編集代表 (有斐閣)
・「現代契約法体系第1,2,5巻」 遠藤浩ほか監修 (有斐閣)
教材群
  1. module民法改正の動き
  2. module民法の勉強の仕方
  3. module民法典の構成
  4. module契約の一生
  5. module強行法規と任意法規
  6. module契約法入門
  7. module契約とは何か
  8. module意思主義
  9. module自然債務
  10. module自然債務と心裡留保
  11. module意思主義の内容面の限界
  12. module意思主義の時間的制約
  13. module合意の存否
  14. module債権の種類
  15. module種類債権と特定
  16. module制限種類債権
  17. module債権の対象
  18. module債権と請求権、訴権
  19. module契約の種類
  20. module契約締結上の過失
  21. module情報提供義務
  22. module契約の成立
  23. module債権総則と契約総論の関係
  24. module原始的不能
  25. module同時履行の抗弁権
  26. module危険負担
  27. module事情変更の原則
  28. module第三者のためにする契約
  29. module契約の終了
  30. module解除
  31. module第三者による弁済
  32. module債権の準占有者に対する弁済
  33. module弁済の時期、場所
  34. module弁済の対象
  35. module受領遅滞
  36. module供託
  37. moduleその他の債務消滅原因
  38. module代物弁済
  39. module債権譲渡