安全保障と平和構築 | |
概要 |
安全保障の課題として平和構築(復興支援)と冷戦後の核問題について学習します。そもそも安全保障とはどのような概念か、国家が敵国から国民を守ることを前提とした古典的な安全保障概念の変容を整理し、開発や平和構築の際に重要な「人間の安全保障」の概念を解説します。次に平和構築(復興支援)について、プロセスと活動そして課題を整理します。 冷戦の終焉後も核兵器が安全保障の重要課題であることは変わっていません。冷戦構造の崩壊により、かえって核兵器が使用される可能性が高まったとの見方もあります。では、核兵器とはどのようなもので、現在の核軍縮の課題とは何か、整理します。核軍縮の枠組みとしては、大量保有国であるアメリカとロシアの核軍縮、多国間の包括的な枠組みである核不拡散条約体制が中心となります。 |
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対象/前提 | このモジュール教材は、信州大学経済学部の「国際政治」講義(2年生以上が受講対象)の補助教材です。各モジュールでの学習の目的と基礎知識(キーワード)を明確にし、自主的な学習をサポートする目的で作成されました。 |
キーワード | 安全保障概念,安全の課題,人間の安全保障,平和構築(復興支援),平和構築活動,武装解除・動員解除・社会復帰(DDR),原子爆弾,終末時計,米ソ(ロ)核軍縮,核不拡散条約,核兵器国,非核兵器国,核放棄 |
作成者 | 信州大学 経済学部 経済システム法学科 美甘信吾 |
協力者 | |
親教材 | 国際政治 |
更新日 | 2008年8月29日 |
注意事項 | |
本教材は、平成18年度『現代的教育ニーズ取組支援プログラム』「教育の質保証プロジェクト」の支援により開発されたものです。 |
学習の留意点 | 基礎資料を必ず読み、参考図書もできる限り読んで下さい。問題意識を持って新聞を読み、テレビニュースも注意して見て下さい。映画やドキュメンタリー番組も国際政治の学習に役立ちます。 |
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教材群 |