冷戦後の紛争

概要  現在でも武力紛争の解決は世界政治の最も重要な課題であり続けています。冷戦の終焉後も世界がより平和になったわけでありません。現在の戦争を理解するために、軍事大国アメリカ主導の戦争と地域紛争(民族紛争)を中心に学習します。なぜアメリカは、アフガニスタン、イラクに大規模な軍事行動を起こしたのか、検証していきます。冷戦後に各地で起きた地域紛争(民族紛争)は、その残虐性、非人道性から、国際社会に大きな衝撃を与えました。旧ユーゴスラビア紛争は、大規模な地域紛争のひとつです。旧ユーゴスラビア紛争を例に、なぜこのような地域紛争が拡大し長期化したのか、国際社会はどのように対応したのか、基礎知識を整理し解説します。
対象/前提 このモジュール教材は、信州大学経済学部の「国際政治」講義(2年生以上が受講対象)の補助教材です。各モジュールでの学習の目的と基礎知識(キーワード)を明確にし、自主的な学習をサポートする目的で作成されました。
キーワード 民族紛争(地域紛争),テロとの戦い,アルカイダ,タリバン政権,ネオコン(新保守派),アフガン戦争,イラク戦争,旧ユーゴスラビア紛争,モザイク国家,セルビアとクロアチアの対立,大セルビア主義,民族浄化,ボスニア紛争,デイトン合意
作成者信州大学 経済学部 経済システム法学科 美甘信吾
協力者
親教材国際政治
更新日2008年8月29日
注意事項
本教材は、平成18年度『現代的教育ニーズ取組支援プログラム』「教育の質保証プロジェクト」の支援により開発されたものです。
学習の留意点 基礎資料を必ず読み、参考図書もできる限り読んで下さい。問題意識を持って新聞を読み、テレビニュースも注意して見て下さい。映画やドキュメンタリー番組も国際政治の学習に役立ちます。
教材群
  1. main冷戦後の紛争
  2. test理解度確認テスト