「20世紀に世界各地で発生した「大飢饉」の原因は、一国レベルの食料供給能力不足にあったのではなく、人々が十分な食料を手に入れ消費する能力や資格(権原 Entitlement)が損なわれた結果であった。」
「大飢饉」ベンガル大飢饉(インド) | 1943年 死者(推定)約150万人(政府の飢饉調査委員会) |
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エチオピア飢饉 | 1972-74年 死者(推定) 4万人から20万人 |
サヘル地域の旱魃と飢餓 | 1973年(ピーク時 69年ごろから旱魃の悪化)死者(推定)10万人 |
バングラデシュ飢饉 | 1974年 死者 2万6千人(政府推計) |
「旱魃・洪水等の自然災害が食糧の供給不足を招き飢饉がおこる」
飢饉は食糧の総供給量の減少が原因