表は日本の国家経費の目的別分類の推移である。 戦前は防衛関係費の割合が大きく、軍事国家としての性格が強かった。 戦後は社会保障関係費や地方財政費、国土保全開発費、教育文化費の割合が大きくなり、近年は福祉国家としての性格を一層強めている。 また国債費の比重の高まりは借金国家化を意味する。